HTML(HyperText Markup Language)について
HTML(HyperText Markup Language)は、ウェブページの構造を作成するための標準的なマークアップ言語です。HTMLを使用することで、ウェブブラウザがテキスト、画像、リンクなどのコンテンツをどのように表示するかを定義することができます。HTMLはウェブサイトやウェブアプリケーションの基本的な構成要素です。
HTMLの基本的な構造
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>ページタイトル</title>
</head>
<body>
<h1>ページのヘッダー</h1>
<p>ここに本文が入ります。</p>
</body>
</html>
上記はHTML文書の基本的な構造です。要素は開始タグと終了タグで囲まれ、コンテンツがその間に配置されます。
HTMLの基本的な要素
- <html>: HTMLドキュメント全体を囲む要素。
- <head>: メタ情報(タイトル、文字コード設定など)を含む要素。
- <body>: 実際にページに表示されるコンテンツを含む要素。
- <h1> ~ <h6>: 見出しを定義する要素(h1が最も大きな見出し)。
- <p>: 段落を定義する要素。
- <a>: ハイパーリンクを作成する要素。
- <img>: 画像を埋め込む要素。
- <ul>: 順序なしリストを作成する要素。
- <ol>: 順序付きリストを作成する要素。
HTMLの特徴
- マークアップ言語: HTMLはマークアップ言語であり、デザインを決定するスタイルシート(CSS)や動的な動作を決定するプログラム(JavaScript)と組み合わせて使用されます。
- 構造的: HTMLはウェブページの構造を記述するために使用され、コンテンツの順序や階層を決定します。
- 普遍性: HTMLはウェブの基本的な構造を定義するため、ほぼすべてのウェブサイトで使用されます。
HTML5の新機能
- <header>, <footer>: ページのヘッダー部分やフッター部分を定義するための要素。
- <article>, <section>: ウェブページのセクションや記事を分けて構造を明確にする要素。
- <video>, <audio>: 動画や音声を埋め込むための要素。
- フォーム機能の強化: 新しいフォームコントロール(date, email, numberなど)や入力検証機能が追加されました。
まとめ
HTMLは、ウェブページの基本的な構造を作成するために不可欠なマークアップ言語です。ウェブサイトやアプリケーションを作成する際に、コンテンツの構造や階層を明確に定義することができ、CSSやJavaScriptと組み合わせることで、魅力的で動的なウェブ体験を提供することができます。HTML5では、より多くの要素や機能が追加され、より洗練されたウェブ開発が可能となっています。
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