セメントとモルタルとコンクリートの違い / 不動産・建築

項目 セメント モルタル コンクリート
定義 水と混ぜることで硬化する粉末状の建材。 セメントに砂と水を混ぜたもので、接着剤の役割を果たす。 セメント、砂、骨材(砂利や砕石)と水を混ぜたもので、構造体として使用される。
用途 モルタルやコンクリートの材料として使用される。 レンガやブロックの接着、薄い仕上げ層などに使用される。 建物の基礎や柱、床など、構造体全般に使用される。
強度 セメント単体では強度が弱い。 モルタルも単体では強度が低いが、接着性に優れる。 高い圧縮強度を持ち、建物の構造に耐える。
施工性 粉末であり、単体では施工に使用できない。 比較的扱いやすく、薄く塗布することができる。 流し込みや型枠に入れる施工が必要。
乾燥時間 水と混ぜた後、硬化するまで時間がかかる。 比較的早く硬化するが、長時間の乾燥が必要な場合もある。 数日から数週間かけて硬化する。

※ セメントは粉末状の材料、モルタルはセメントと砂の混合物、コンクリートはセメント、砂、骨材と水を混ぜたものです。


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